■ GIF（ジフ）とは？
GIF（ジフ）とは、アメリカの大手パソコン通信ネットワーク「CompuServe（コンピュサーブ）」で開発された画像フォーマットで、画像データを圧縮して記録できるファイル形式の一つです。
256色までの画像を無劣化で圧縮することができるので、図表やイラスト、ドット絵などのグラフィックデータの保存に向いています。Webページ上で、特定の色を透過させたり（透過GIF（ジフ））、簡単なアニメーションを表現（GIF（ジフ）アニメーション）できるので、インターネット上ではJPEG（ジェイペグ）と並んでよく使われている画像ファイルフォーマットです。ファイル名の拡張子は「.gif」になります。
Graphics Interchange Format（グラフィックス・インターチェンジ・フォーマット）を略してGIFとしていて、正式な読み方は、長らく不明でした。英語圏では「ジフ」「ギフ」「ジー・アイ・エフ」と呼ばれることが多く、日本では「ジフ」と読まれていましたが、近年GIF形式の開発者が公表したところによると「（ジフ）」が正しい読み方とされました。
日本の読み方でよかったのですね。
GIF（ジフ）は、ウェブページで標準的に使える画像ファイル形式で、ボタンやアイコンなどの小さな画像に適しています。また、パラパラアニメのように少しずつ違った絵を連続して表示することで動きを表現する「GIF（ジフ）アニメ」という画像を作れるのが特徴です
GIF（ジフ）以外の画像ファイル形式にはBMP（ビットマップ.bmp）、JPEG（ジェイペグ.jpg）、PNG（ピング.png）など、いくつかの種類があります。
■ GIFアニメとは？
GIFアニメとは、上で説明したGIF形式の静止画像をパラパラ漫画の要領でつなぎ合わせて、連続再生した動画のことなのですが基本的に動画ファイルではなく画像ファイルになります。
古くから多くのウェブブラウザで標準サポートされているので多くのwebサイトの装飾やバナーなどに使用されています。
作成するには動画編集ソフトウェアもウェブプログラミングも必要なく複数のGIF画像と変換ツールがあれば簡単に作成することができます。
最大256色、音声は入りません。最近ではweb上でGIFアニメを作れるサイトが多くありますので、より簡単にGIFアニメを作る事ができるようになりました。
GIFアニメは、ループ再生するように作成できるという特徴があります。この特徴を活かしてGIFアニメの動きに面白さやストーリーを持たせる事が出来るので作り手によってさまざまな表現が可能です。
私もこのGIFアニメに面白さとストーリーを入れて作れると言う所が楽しくてGIFアニメ作成に夢中になっていきました。訪れてくれた方がが飽きることなくついつい見続けてしまうようなGIFアニメが作れると嬉しいです。
使用できる色数が少なくて音声を入れることもできないGIFアニメですが、ファイル容量が小さいため、まだ通信回線速度が低かった電話回線当時のWebサイトではとても重宝されていました。人気のGIFアニメでしたが、近年ADSLから光回線へ大容量・高速化に通信環境が改善された事に加え、FLASH（フラッシュ）のきれいで滑らかな動画が現れると、GIFアニメの需要はだんだん少なくなってきてしまいました。
しかし最近スマートフォンの普及と共にまたGIFアニメが見直されて活用されてきています。
iPhone（アイフォン）がFLASHをサポートせず、Android（アンドロイド）端末も現在はサポートを終了したので、基本的にスマートフォンがFLASH動画を再生できなくなってしまいました。
その一方で、Facebook（フェイスブック）が2013年に、Twitter（ツイッター）が2014年に、Instagram（インスタグラム）が2018年にそれぞれGIFアニメに対応してSNS上でGIFアニメのやりとりができるようになったのです。
LINEもLINEスタンプと同様にGIFスタンプとしてトークにGIFアニメを使うことができるようになりました。
この様に多くのSNSがGIFアニメの対応を始めたため若者が使い始めたのです。
GIFアニメは、「容量が軽くて短い」というGIFアニメの特性があるため、通信環境が良くなかったり、速度制限がかかってしまったスマートフォンなどでも安定して再生できるので
若者のさまざまなSNS上で使用されています。
先にも説明したループ再生、動きに面白さやストーリーを持たせる事ができるというGIFアニメの長所がSNSを使用する人たちに受け入れられたのですね。
日本で最大のGIFプラットフォーム「GIFMAGAZINE 」のユーザー層は10代後半〜30代前半が大半だといいます。
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